3月4日、ほしみ高等学園の卒業式でした。学齢超過で60歳過ぎてからの高校生活。コロナ禍で、色々な制限がありましたが、卒業式は学校に登校して参加することが出来ました。たくさんの経験をして心が豊かになる3年間だったと思います。ほしみ高等学園の諸先生方、本当にありがとうございました。

２月、節分の活動で鬼退治をしました。鬼は外、福は内、福は内！福がたくさん来ますように。

今年もよろしくお願い致します。療育棟内神社の初詣、おみくじ、書初め、福笑い。各棟、思考を凝らして準備したお正月の活動で、楽しい時間を過ごしました。

日々のリハビリの成果を発表する場として、3階療育棟で音楽会を行いました。それぞれの係や担当する楽器を猛特訓（？）し、この日を迎えました。演奏しやすいように楽器や環境を工夫して、みなさんの持っている機能を発揮できるようにセラピストが設定しました。発表者のみなさんは少し緊張した面持ちでしたが、たくさんの職員、利用者が見守る中で立派に発表することが出来ました。

2023年も、あと数日となりました。2024年も、素敵な笑顔がたくさん見られますように……。良いお年をお迎えください。

11月25日（土）に、摂食嚥下勉強会が開かれました。施設内外から17名が参加されました。言語聴覚士前川が、小児の口腔ケアについての解説と、普段行っている口腔ケア方法を、モデルの方に実演しました。また、参加者の皆様には、スポンジブラシを使用した口腔ケアや、口腔ケア用ジェル「リフレケア」の体験を行って頂きました。

症例検討は、大倉山学院理学療法士佐藤晃一氏に「当院における重症心身障害児（者）の摂食嚥下に対する取り組みの一例」を発表していただきました。PT・OT・ST・看護師の方々から、それぞれの視点で見るべきポイントや療育場面でできるかかわりについて、たくさんの質問や意見をいただくことができました。明日からの臨床で生かせる評価の視点についてのアドバイスがたくさんありました。