社会福祉法人 札幌緑花会

札幌地区 花園学院

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障害者支援施設 花園学院

花園学院ー事業方針

施設長あいさつ

谷口 克郎
施設長 谷口 克郎

標準予防策の順守とウィズコロナの新しく楽しい日常を目指して

 花園学院は令和4年に、3度のコロナクラスターを経験しました。この間、支援者は防護服を身に着け、保健所の指導と協力医療機関の協力を受けながら対応致しました。多くの利用者が感染してしまいましたが、重症化することなく皆回復に至ったことはなによりの幸運でありました。
 今後は、全事業所を通じてコロナウィルス感染の標準予防策を順守することを第一にしてまいります。支援者はウィルスを「学院に持ち込まない」「家庭に持ち帰らない」ために、マスク、フェイスシールド、エプロン、グローブ等の装備を日常支援の場面に合わせて設定し、リスクの管理を行います。

 また、変異を繰り返し、その特性が大きく変化するコロナウィルスに、時々の適切な対応をするため、札幌市保健所と深く連携して、感染力や重症化リスク等の情報収集を行っていくことが大切と考えます。
 同時に、支援者のアイデアによるウィズコロナの楽しい催しや行事も実施しています。「密」を避けながら、どのような潤いある生活を提供できるか工夫してまいります。
 入所施設でのクラスターは、活動空間を共有する就労支援の利用者にも影響がありました。オープンエアのリンゴ農園は、ウィズコロナの活動の場として分離稼働していくことを目指し「地域住民に愛されるリンゴ園」を主体的に守っていくことができるよう準備を進めてまいります。また、効率的なリンゴ栽培を目指し、園内の営農施設の建築計画を進めていきたいと思います。

 ご家族の皆様には、面会や帰省の制限をお願いする場合が多く、大変心苦しく感じています。可能な限り「花園だより」等を利用して、院内の行事・企画を写真で紹介し、皆の笑顔をお伝えしてまいります。また、面会については時々の地域感染状況に応じて方法を提案させて頂いておりますのでお問い合わせいただきたく存じます。

 標準予防策の上、ウィズコロナの新しく楽しい日常が提供できるよう努力してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。

基本姿勢

個を尊重した暮らしを大切にします

集団の中で一人ひとりの願いが、消えてしまわないように、「どうしたら叶えられるか」を考えます。

生活場面を“ふれあいの場”として大切にします

毎日の暮らしの援助を「やさしく」「急がず」進めることで、お互いが仲良くなれます。

療育と支援のあり方を常に省みる姿勢を持ちます

医療も、生活も「今やっていることが一番良い方法」と決め付けることは出来ません。色々な取り組みをして、利用者の姿を見つめる事を大切にします。

支援に関する基本姿勢

健康への支援

同一法人が運営する医療機関緑ヶ丘療育園の協力を受け、お互いの機能を連携し合い利用者の健康についての支援を行います。

生活への支援

施設での生活の中で生活習慣を身につけ、生活に広がりを持ち、健康で文化的な 生活を送ることができるように支援します。

権利擁護に関する支援

学習会や講演会等の機会を通じ情報提供や説明を行い、権利や義務に関する支援を行います。 また、利用者同士において、お互いのプライバシーを尊重して行くことができるよう支援します。


障害者支援施設 花園学院
〒063-0003 北海道札幌市西区山の手3条12丁目3番12号
TEL.011-611-9301 FAX.011-621-7404
E-mail.hanazono@ryokkakai.or.jp